日々のつぶやき

田仲未來ブログスタートしました!

認知症改善訪問美容|田仲未來

こんにちは。今日からブログをスタートします!

はじめまして。「認知症改善へLet’s Go!」の田仲未來(たなかみき)です。

この度は、当ブログにご訪問くださり、ありがとうございます。

 

このブログでは、私が実際に体験した父の認知症発症から改善に至るまでの経過と取り組みや家族介護を一人で抱え込まないためにとった対策、また役に立った本や病院・施設などを思い起こしながら、私と父の認知症改善までの道のりを順を追って自分の言葉で綴っていこうと思っています。このブログが認知症やその介護に直面し悩まれている方にとって、少しでも改善のヒントになることを心から願っています。

また、認知症に限らず、様々なご事情でご家族の介護をされている方にとっても何かしらのヒントが見つかることを願っています。

簡単な私の自己紹介を書きます

 

まずは、私のこれまでについてざっくりと書いてみますね。

 

1968年生まれ 54歳です。(2023年2月現在)

現在の職業は、様々な理由で美容室に行けない方々に美容室のサービスをお届けする訪問美容を営みながら、認知症に苦しむ方とその介護をする方をサポートする認知症サポートカウンセラーとして同じ悩みを持つ方のメンタルサポートや施設などでメイク講座や身だしなみ(整容)セミナーの講師を務めさせていただいています。

 

私は長年、経営者として美容師として日々サロンに立っていました。お客様の笑顔を見ることが何より嬉しくて、カウンセリング力向上を目指して心理カウンセラーやNLPを学び、資格を取得しました。

また、成人式や七五三、ウェディングなど一生に一度のセレモニーに関わらせていただく機会が多いことからメイクアップの国際的なライセンスも取得しました。これをきっかけにカルチャーセンターの講師、雑誌や撮影現場、ショーやイベントなどでのヘアーメイクのお仕事もさせていただくようになり、たくさんの学びと貴重な経験をすることができました。

スタッフの協力もあり、サロンワークとヘアーメイクの二刀流で仕事をしていた時に雑誌のある企画に出てほしいと編集部の方からご推薦いただき、「サロンのPRになればと…」の思いで参加させていただきました。それをっきかけに、縁あって雑誌やCMなどでモデルとしてお仕事をさせていただくようにもなりました。

 

しかし、誰もが経験することだと思いますが、仕事も人生も常に順風満帆とはいかないものです。その時は例外なく、私にも訪れました。そして、人生の危機というような事態が次々と押し寄せてきたのです。

それは、16年前のある日、母が突然、脳出血で倒れ、緊急搬送されたことから始まりました。(2007年6月)        

父のショックは、それはそれは大きなものでした。呆然とする父の姿と、私は病院や役所の手続きに追われながらも「自分がしっかりしなければ…」という気持ちで動いていたことを今でも鮮明に覚えています。

 

母の入院生活が始まり、父は時間の許す限り病院に通い、献身的に母を支え続けていました。しかし、状態は思わしくなく、「自宅での介護は難しいでしょう」という医師の助言もあり家族会議の結果、施設への入所に至りました。

 

母の闘病が続く中、父は出来るだけ母のそばにいてやりたい…との強い思いから、60歳で早期退職をしました。(2008年3月)

しかし、この決断がその後の父に大きな変化をもたらす分岐点になったのです。

退職後、それまで仕事一筋だった父は独り暮らしの寂しさと先の見えない介護生活・・・母のリハビリや入院・治療費、施設への支払い、自宅のバリアフリーへのリフォームなど大きな出費も続き、経済的な不安も抱えることになっていたのです。そんな大変な状況でも、親として子供に心配をかけたくないと父は一人で抱え込んでいたのです 

そんな状態が続いていた2010年、父のその後の人生を大きく変える大事件が起きてしまいました。なんと、父が詐欺の被害に遭ってしまい、借金を抱えることになってしまったのです。

父のショックは、計り知れないものだったと思います。

あとから振り返ってみれば、この出来事を境に少しずつ父の様子が変化していったように思います。

もともと無口で、社交的な方ではない父でしたが、はじめに笑顔が消え、不眠になり、あまり出かけなくなりました。そのうち話しかけても上の空のことが増え、話もほとんどしなくなり、ボーっとしていることが多くなりました。次第に気力も衰え、寝込む日が多くなり、に引きこもりるようになっていきました。

そんな中、さらに次々と詐欺師に狙われ、高額な契約をさせられるという出来事が続きました。(これらは、私が気づいて全てクーリングオフをして未遂に終わりました。)

それにしても、お父さん騙されすぎでしょう!?                    

いったい、何考えてるのよ‼・・・って、私は呆れてしまいました。

 

でも、ちょっと待って、、、「何かおかしい…???」                                                                           

それからは、心配しない日はないくらい考えました。妹弟にも相談しましたが、二人とも、「何も変わったところは感じないし、姉ちゃんの考えすぎだよ。」と笑い飛ばされてしまいました。それでもこの時、なぜか私には「いや、絶対に何か変だ!」という根拠はありませんが、自信のようなものがありました。(きっと、直感的に感じていたのだと思います。)

 

父の判断能力について疑問を感じはじめていた私は、父を病院に連れていくことにしました。しかし、当の本人は自分の判断能力に疑問なんて微塵も感じていませんから、素直に病院に行くはずもありません。そこで私は、秘策を考えました。それが成功し、父は病院で検査を受けてくれることになりました。

2014年に認知症の検査を受け、3回目の通院で、『父は認知症の初期段階である』と告げられたのです。

父 66歳の時でした。

この時から、認知症はの共通の敵となったのです。

そこで、元来、負けず嫌いであきらめの悪いタイプポジティブ思考で簡単にはめげません…笑)だった私は、敵を前にして何もしないで諦めるなんて考えられませんでした。認知症が進行していく父を黙って見ているだけなんてできなかった私は、「このまま何もしなければ認知症は徐々に進行してしまう。じゃあ、逆に何かすれば治せるってことなんじゃない!?」と考えました。(時々、自分で自分の単純さに感心しますが…笑)この時から、認知症に効果のある方法や実績のある先生を探し、その先生の講座があれば足を運び、独自に認知症の改善を目指す一歩を踏み出しました。

また、色々な本を読んだり、ネットで情報を検索したり、病院や施設で働く療法士さんや介護士さんにお話を聞いたり。。。遂には自分で介護職員初任者研修を受講し、実際に数か月にわたり介護施設で働きながら実習を受け、介護現場でしか得られないことを学んだり…。

そして、「これは良さそう!」という情報が見つかると、どんどん取り入れて父に試していきました。

ただ、そうして得た情報や方法もすべてに効果があった訳ではありません。その中には効果があるものもあれば、全く効果が感じられないものもたくさんありました。一進一退の状況が続く父の病状に焦りを感じたり、終わりの見えない介護に疲れて投げ出したくなったこともありました。

それでも、試行錯誤を繰り返しながら1年半が過ぎた頃から、少しずつではありますが良い変化が表れてきたのです。 

                

そうして、「認知症の初期段階です」と病院で告げられてから5年。

薬物療法や病院でのリハビリテーションなどに通うことなく、自宅で介護し認知症を克服することができました。

現在では、不自由なく日常生活を送れるようになり、かかりつけ医での定期健診でも「認知症の心配もありませんね」と先生に言っていただけるまでに至っています。

そして、昨年の運転免許更新時の認知機能検査では満点で合格し、高齢者講習(実車)の運転についても教官からお褒めいただくまでになっています。(2023年11月)

 

このブログを書くきっかけ

 

父は、自分が認知症だと宣告を受けたことを周りに知られることが恥ずかしいと思っていましたから、私も周囲にはその事実をひたすら隠していました。だから、認知症の父の介護のことをブログに書こうなんて、つい最近まで考えてもいませんでした。

それに、私としては父が元気に日常生活が送れるようになったことで、介護中心の生活から解放され、少しずつですが自分の生活リズムや仕事復帰のための時間を取り戻しつつあったからです。

 

ただ、つい最近、訪問美容でお伺いしたお客様のお話が私の心境に変化をもたらしました。

そのお客様は大病をされたご主人の退院後、ずっとご自宅で介護をされていているそうです。はじめは意識がはっきりしていらっしゃったそうですが、この1年ぐらいは寝たきりになり声をかけても反応がほとんどなくなり、認知症の症状が誰の目にも明らかになってきたのだそうです。奥様は食事や排せつのお世話などに付きっ切りの状態で、ご自分は美容室に行く時間すら無くなってしまったとおっしゃっていました。入浴などは訪問介護を利用しているので困らないそうですが、「ご近所さんは大変だねと慰めてくれるけど、介護の大変さや悩みは実際に経験した者でなければわからない。コロナに感染したらと思うと外に出るのもままならないし、本当に孤独で気持ちを分かってくれる人がいないのがつらいのよね。」と話されていました。

私は、奥様は同じ悩みを持つ人(認知症の家族介護経験者)と話したいのだと感じました。

私は父の認知症の介護経験から、自宅で介護を続ける家族の心境や悩みがどんなに辛いものかがよくわかります。先の見えない介護生活というものは、健康な人の心さえも疲弊させ、蝕んでいきます。

加えて、ここ数年続いているコロナウィルス感染症の流行で、もしも感染してしまったら免疫力が低下しているご主人にとっては命にかかわる大問題です。同じように私も、肺気腫の診断を受けている父に感染させてしまったら大変なことになると、外出する際は神経質なくらい気をつけていました。もちろん、訪問先でお客様に感染させることがあってはならないので感染症対策や定期的な検査をしていました。だから、感染が怖くて外に出られない奥様の気持ちが私には痛いほどわかります。

そこで、ご主人のカットに伺った際、施術の準備や片付の間、私は奥様の介護のご苦労や悩みについてお話を聴くことにしました。短い時間で話し足りないというご様子でしたが、「同じ家族の介護経験者のあなたと話ができてよかった、気持ちが楽になったわ。続きは、また次回聞いてね。」と帰り際、奥様は笑顔を見せてくださいました。          

また、別の訪問先でも介護されているご家族が疲れているご様子やお悩みを耳にすることがありました。

振り返ってみると、「そういえば、私も誰かに気持ちを分かってもらいたいと思っていた時期があったなぁ。実際に同じ経験をしている(認知症の家族介護経験者)人や話せる場所がなくて…一人で焦ったり、イライラしたりしてた。私が父の介護でしてきた体験が少しでも役に立ってよかった!」と思うと同時に、「認知症の介護をする人のこころの状態(メンタル)が介護される人の状態(病状)に大きく影響してくるのに、介護する人のこころの拠り所となる場所ってないんじゃない?しかも、認知症は治らない、治せない病気じゃない。だって、父は認知症を克服して、今は自分らしく人生を楽しんでいるんだから。でも、父と私は認知症とその介護から解放されたけれど、苦しい思いを抱えている人はたくさんいるんじゃないの?同じように辛い日々を送っている人のために、何か私にできることはないだろうか?」と考えたのです。

そして、私が父の認知症改善のためにやってきた取り組みや考え方などをブログで発信したら、ブログを読んでくださった方がヒントを見つけられたり、症状が穏やかになったりする人がいるかもしれない。

もしかしたら、同じように改善する人が出てくるかもしれない。

いや、きっとそうなる人が何人か現われるはず・・・そう思ったんです。

 

認知症改善の事例は、ネットで検索すればいくつか出てきますが、多くが薬物療法やリハビリ治療などで進行を遅らせるというもので、まだまだ自分の認知症の家族介護事例を発信している人は少ない。。。

残念ながら、今のところ認知症を完全に治す薬や治療法はないと言われています。父が宣告されたように、そのまま何もしなければ時間の経過とともにどんどん進行していく病気です。早期発見と早期の対策が将来の認知症に大きく影響してくると言われました。

実際、早期発見と早期の対策や治療によって改善している人もいます。ですが、家族や身近な人が早期に気づく発見する)ための方法や早期にどんな対策をしたことで改善できたのかに関する情報が少なすぎるんです。。

「もっと情報が欲しい」 「経験者の話が聞きたい」

これは、父の認知症がわかった時私の切実な思いでした。

認知症の家族を介護している当事者は、きっと私と同じように思っているはず。。。

父の改善例を書いたら誰かの参考になるはず・・・だったら、書かなくちゃ‼…って考えて、このブログを立ち上げる決心をしました。 

 

私は医師ではありません。

でも、このブログに書くお話は、たくさんいる認知症の初期段階と宣告された患者の中で、実際にあったひとつ改善例として参考にしていただけたら嬉しく思います。

 

ブログを書くのは慣れないことなので、読み応えのある量の投稿記事を書き溜めるのにどれくらいかかるかわかりません。ですが、読んでくださる方に何かしらのヒントが届くよう私なりに精一杯綴っていこうと思います。

 

認知症は治療法のない恐ろしい病気ではありません。

認知症は予防もできるし、進行を遅らせることだって、改善することだってできます。

絶対、改善する方法はあるはず!…って、私は信じてあきらめませんでした。

それに、実際、父が改善していますから(笑)

だから、あきらめないでくださいね。

 

このブログをきっかけに、あなたやあなたのご家族にも改善が訪れますように。

そして、このブログで不安や悩みから解放される人がいることを願って。。。

 

2023年2月7日 大安吉日

 

                 

認知症とは

私は、父が認知症の宣告受けるまで、若年性認知症以外の認知症は75歳を超えたらグンと認知症になるリスクが高まる」くらいに思っていました。(勝手な思い込みをしていました…(笑))

だって、運転免許更新時の認知機能検査や高齢者講習も75歳からですし、私とは縁のない話だと気にもしていませんでした。

でも、違いました。

だから、認知症のことを知ってほしいと思っています。

認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。
初期は、加齢による単なる物忘れに見えることが多いでしょう。しかし、仕事や家事など普段やってきたことでミスが増える、お金の勘定ができなくなる、慣れた道で迷う、話が通じなくなる、憂うつ・不安になる、気力がなくなる、現実には見えないものが見える、妄想があるなどのサインが出てきたときには、専門機関に相談してみましょう。

厚生労働省

 

認知症の中で最も多いのがアルツハイマー型認知症で、次いで多いのが血管性認知症といわれています。

アルツハイマー型認知症 脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる

もの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行する

血管性認知症 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によりおきる(一部の認知機能は保たれている「まだら認知症」が特徴)

ゆっくり進行することもあれば、階段状に急速に進む場合もある

レビー小体型認知症 異常タンパク質(αシヌクレイン)が脳内に蓄積することにより発症

幻視や手足の震え、歩幅が小刻みになり転びやすくなる症状(パーキンソン症状)があらわれる

前頭側頭型認知症 代表例:ピック病

言葉が出てこない、言い間違いが多い、感情の抑制がきかなくなるといった症状があらわれる

軽度認知障害(MCI) 正常とも認知症とも言えない状態

約半数は5年以内に認知症に移行するといわれている

また、若くても脳血管障害やアルツハイマー型認知症のために認知症を発症することがあります。

認知症は、一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」とされます。
若年性認知症は働き盛りの世代で発症するため、ご本人だけでなく、ご家族の生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。
病気のために仕事に支障がでたり、仕事をやめることになって経済的に困難な状況になってしまいます。また、子どもが成人していない場合には親の病気が与える心理的影響が大きく、教育、就職、結婚などの人生設計が変わることになりかねません。さらにご本人や配偶者の親の介護が重なることもあり、介護の負担が大きくなります。

社会法人

 

 

認知症の早期発見

 

私が父の認知症を疑うきっかけとなったのは、些細な変化に気づけたからです。家族関係において「普段から気にかける習慣」は大切だと思います。

家族に限らず、身近な人や大切な人を気にかけることを習慣にすると些細な変化に気づくことができると思います。

何となくでも違和感を感じたなら、、、

自分の感直感を信じて小さな変化を見逃さないことが早期発見につながります。

 

例えば、軽度認知障害(MCI)といわれるものがあります。

認知症のように普段の生活に支障をきたすほどではありませんが、記憶などの能力が低下し、正常とも認知症ともいえない状態のことを「軽度認知障害(MCI: Mild Cognitive Impairment)」と言います。MCIの方の約半数は5年以内に認知症に移行するといわれています。MCIの方のうち、すべてが認知症になるわけではありませんが、この段階から運動などの予防的活動を開始することで、認知症の進行を遅らせることが期待されています。
認知症ではなさそうだと思っても、以前よりもの忘れが増えている、もの忘れの程度がほかの同年齢の人に比べてやや強いと感じたら、念のために専門医を受診することが早期発見・早期対応につながります。

厚生労働

 

軽度認知障害(MCI)の方の約半数が5年以内に認知症に移行するといわれています。

でも、逆の見方をすれば、この段階で早期発見できれば、約半数の人は認知症にならずに済むということではないでしょうか!?(ポジティブ思考の私は、単純にそう思いました…(笑))

この5年の間で、いかに早期発見をし、早期から有効な対策を取ることができるか

これが、とても重要になるということなんですね。

 

認知症訪問美容|認知症サポートカウンセラー田仲未來

 

一番気をつけてもらいたいこと

 

厚生労働省によれば、2025年には日本の65歳以上の認知症の人の数が約700万人になると予測されています。

これって、高齢者の5人に1人が認知症になるということです。

年をとるほど、認知症になりやすくなります。
日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されており、高齢社会の日本では認知症に向けた取組が今後ますます重要になります。
また、認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる「共生」(認知症の人が、尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味)の社会を創っていくことが重要となります。

厚生労働省

 

「父の認知症を絶対に改善してみせる!」そう決めて、認知症のことを調べ始めた私が、最初に検索したのが国の機関である厚生労働省のホームページでした。

認知症の人の多さと認知症は誰でもがなりうるということに、私は衝撃を受けました。

私が認知症についてもっと早く知っていたら、父は認知症に移行せずに済んだかもしれない・・・そう考えて、落ち込んだ時期もありました。でも、時間は巻き戻せない…なら、これから私ができることを考えればいい!

 

そこで、私が一番気をつけたことが父と「信頼関係を築くことでした

 

私は、父が認知症の初期段階と宣告を受けた直後、このことを抜きに、ただ良かれと思うことを父に押しつけて介護している気になっていました。

「○○が良いんだって。だから○○してね。」とか、「危ないから○○はしないでね」とか、「やってあげるから、そんなことやらないでよ」とか、、、父の気持ちなんて、お構いなしでした。(デリカシーにかける…親切の押し売り状態ですよね…汗)

でも、気が付いたんです。。。私が間違っていたことに。

お父さんは父親で、私は娘で、それはいつも変わらないのです。父は、親として子どもや家族のために何かしてやりたいと思ってくれているのです。

だったら、できることを奪ってはいけない。

できることや得意分野があれば、お願いする・・・信じて頼る。この関係になってから、父は取り入れた対策や脳トレにも積極的に取り組んでくれるようになりました。

つまり、信頼関係を築くことが大切だということを私は学びました。介護される方も、介護する方もお互いを信じて頼れる関係が認知症改善への大きな一歩になると私は考えます。

 

 

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です